相続発生からの申告手続きの流れ

被相続人が亡くなり、葬儀や役所への届出が終わると、相続が発生します。
そして、その後申告手続きを行う必要があります。
以下では、相続発生からの申告手続きの流れについてご紹介します。

■相続発生からの申告手続きの流れ

・相続人の調査、確定
まずは、被相続人が死亡したという事実と、法定相続人が誰であるのかという証明をする必要があるため、事実関係の確認と証明書の収集を行うことから始めます。

・相続財産の調査・確定
次に、相続財産の調査を行います。
相続財産を適切に把握することが必要です。

・必要となる手続きの特定
相続財産によって、必要な相続手続きは異なります。
不動産は相続登記、預貯金については、解約・払い戻しの手続きなどが必要になります。
それぞれ、どの手続き方法が必要になるか確認を行います。

・遺産分割協議・協議書の作成
そして、遺産分割について話し合う遺産分割協議を行います。
そこで、話がまとまれば、遺産分割協議書を作成します。
協議書には、被相続人が誰なのか。どの相続財産について合意したのか、どの割合で取得するのかなどを記入します。

・名義変更手続き、遺産分割、相続税の深刻
そして、遺産分割協議書が作成されれば、各財産の相続に必要な手続きを行います。

以上が、相続発生からの申告手続きになります。
一度の相続でも、複数の手続きが必要となり、手続きによって、提出先が異なることもあります。
そのため、慣れていないと難しい手続きであると言え、必要な手続きを見落とすこともあります。
相続手続きでお困りの際は、弁護士に相談することをおすすめします。

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